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B!コメントする  2012-01-04 10:15:00 by old

新しい規格へのWindowsXP(無印)インストール

みなさん明けましておめでとうございます。
見てる人はいないと思いますが、今年もよろしくお願い致します。

新年早々というわけではないですが、以前からPCを変えようと考えておりましたが、目当てのパーツが売り切れてたりして見送っておりました。

今回、新年になるにあたりパーツを入手できたのでそのときに嵌った内容について書いてみようと思います。

元々、自宅で使っていたPCはPentium 3.2Ghz(HT有)というものです。
今となっては何世代前かも思い出せないくらい前のCPUではあるんですが、HTが効くことや重い処理のほとんどがグラフィック関連ということもあり、CPUはそのままでグラフィックボードを換えていけば問題なく使えていたというのがあります。
しかし「仮想」というものがブームになってきたいま、仮想技術を使って色々とやりたいわけですが、Pentiumという化石CPUでは「64bit環境」の仮想化は出来ない・・・(´д`)
OSが64bitならいけるみたいなんですが、使っているのはXP。少なくとも32bitのOS上の仮想環境で64bit環境を作る場合は「VT」という機能が必要になってくる。
そうなるともうマザーボードから全て変える必要があるので面倒だが、今変えておけばまた数年はパーツを変えるだけでいけるだろうということで決心しました。

そこでつい最近出てきて安くてそこそこ性能のいい「Celeron G530」をチョイス。マザーボードはUSB3が使えてSATA3が備わっているMicroATXなものを選択。メモリーは4G2枚の構成としました。
ついでに最近流行のSSDというものに手を出してみる。CドライブだけSSDになればいいのでCrucialM4のもので64Gをチョイス。
もちろんOSはそのままXPをインストールし直しますが32bitのOSなのでメモリーは3.2Gくらいしか認識はしません。もったいないので残りは仮想メモリーソフトでドライブを割り当ててキャッシュに使うことに。

いよいよ組み立ててOSをインストールとなったんですが、CD入れてインストールを開始してしばらくすると以下の内容が表示される・・・



これは調べてみるとどうやら「SATAのドライバーがないからインストール出来ね~よ」というものらしい・・・
これの解決方法はドライバーの入ったフロッピーを用意して、インストール中に「F6」ボタンを押してドライバーを指定してやるというもの・・・
フロッピードライブとかあるんだけど、フロッピーが無い・・・というか面倒くさい。
さらに調べていくとどうやらXPのSP3あたりなら大丈夫そうという情報が入る。
しかし、私の持っているWindowsXPはサービスパックはまったくあたっていない状態・・・どうしたものかと悩んでいると「nLite」というソフトを発見。

このソフトは持っているWindowsにドライバーをつけた状態にしたり、要らないものを削ったりした状態に出来るというもの。他にも細かく指定して自動インストールCDを作成したりとかも出来るみたいですが、このnLiteを使ってサービスパック3の当たったWindowsXPを作成。
流れとしては

1.nLiteをインストール
2.nLiteで元になるWindowsを指定してデータを抽出
3.サービスパックをダウンロード(nLite上でアドレスを教えてくれる)
4.ダウンロードしたSPをnLite上で指定してWindowsXP SP3のISOを作成
5.ISOファイルをCDに焼いてWindowsXP SP3のインストールCDを作成

このCDを使ってインストールしたところ問題なくインストールが行えました。
(インストール直後からSP3なのでアップデートも少なくて済みました)
ちなみに私の持っているWindowsはDSP版というもので機器とセットで購入したものですが、アクティベーションは問題なくネットで認証されました。
 以前にパーツを複数交換した際にアクティベーションが通らずに電話でしたことがありました。今回はそれよりもさらに多いパーツ交換だったので電話認証を覚悟していたのですがちょっと拍子抜けです。

 Windows7とかVistaならこんな作業必要なかったんでしょうけど、WindowsXP自体がもう10年以上前に出たOSなのでこの辺は仕方ないですね。
でもフロッピーが無いとなるとこのnLiteを使ってサービスパック当たったCDを作る以外での対処方法は無いと思います。(Windows7とかなら問題ないですけど)

換装後の使用感としては「めちゃくちゃ早い」としか言えない・・・
一応交換前のベンチマークをとってはいるんですが、SSDの効果もあってまさに桁違い・・・。電源入れて操作出来るようになるまで20秒もかからないし。
ちなみに一番効果を実感したのは動画の操作です。PCの動画をiPadで見る際にリアルタイムにエンコードして見ることが多いのですが、以前は始まるまでに10秒とかかかってましたし、CMを飛ばしたりするとまた時間がかかっていたりとストレスになることが多かったのですが、始まるまでの時間はほとんどないし、見たいところから見ても処理が重くなるような動作もありません。
Intel® HD Graphicsをそのまま使っているんですが意外と性能がいいので驚いています。

似たような症状で悩んだ事があったりする方は参考になればと思います。


Windows  

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