コネ採用というのは表立ってないだけで確実にあるわけです。
実際にそういうのを目の当たりにした経験もありますし。
ではコネ採用は「悪」なのか?
というと必ずしもイコールではないと考えます。
コネというのがどういう意味をもつのか?というのを考えたときに
よくあるのが親族が部長や人事をやっていて、それで就職を有利にするという内容。
でもそれ以外にも、本当に縁があって就職する人や、その人が持っているコネクション自体が欲しいから就職をさせるという事もあります。
コネで就職してもそれに見合う働きをすればいいのでしょうが、苦労して入った人から見ればやはり面白くはない。
しかし、企業というのは営利を求めるのが通常なので営利を追求する上でその人材が必要となれば是が非でも欲しいと思います。もちろん法に触れない範囲であったり企業道徳的に見てもおかしくない範囲でというのがありますが。
こういう場合にコネで入社した場合は、それを利用した側と恩恵を受けた側がうまいこと連携しないと他の人との軋轢が生じると思ってます。
(もちろん本当にコネのみで入社して何も出来ないしない場合は別ですが)
この辺はコミュニケーションを密にとることで解決出来る場合が多いと思ったりもしますが、世の中いろんな人がいるからまた難しい。
ですがこれの落とし穴は
「コネを活かせなかった場合」
もちろんコネ以外にも見ているとは思いますが、もしコネをあてにして採用したのにそのコネクションが役に立たなかったらと考えると本人にも企業にもマイナスしかありません。
コネを否定するわけではありませんが、ベースとなるもののうえにさらに「コネ」というのがあれば強い武器になることは間違いないのは確か。
ネガティブなイメージが多いかもしれませんが、視点を変えてみるとコネにも違った思惑があるので面白いかな~と思ったりしました。
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