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B!コメントする  2016-02-19 08:45:00 by admin

どの時点でリリースをするのか

何を言っているのか?

と思うかもしれないが、これは開発する上で超がつくほど大事。
完成してないものを出すのか?と思う人もいるがソフトウェア開発において「完成」というものは存在しない。
そもそも何をもって完成とするのか・・・

欲しい機能が全部入ったら完成か?
売れなくても完成か?
時がたち時代についてこれなくなっても完成なのか?
バグのないソフトウェアなんてないけどどこまで許容範囲なのか?

挙げるとキリがない。
環境やお客やその時の事情によって千差万別なので正解があるわけでもないが・・・

最近あるデータベースを扱っている海外のとっても大きなところの製品を触っているが、自分のところでもし作っていたらこの状態でのリリースにGOサインは絶対出ないレベルで製品として世界中で販売してる。
だが、これはある意味ではこれだから世界でやっていけてるのかと思うようになった。
スピードが命でもある業界なのでリリース日程は必達であり、ある程度の完成度が整えば市場に出していき重要度の高いものからパッチを製造していく。
完成度80%で出して後は市場の動向も踏まえつつパッチを作る。
(ここでいう80%は10機能のうち8個だけでリリースとかではなく、質としての80%)

個人でやるならこれでもいいと思うが、企業として80%リリースで残りパッチ対応というのは今まで関わったところでは無かったのでどういう風に企業として対応していくのかという点で考えると中小にはハードル高い気がしないでもない。 (バグ対応は別として)
やはり世界的な企業だからこそ出来るのかとも思わなくもないが、「機を逃さない」という点においては重要。
色々なパターンがあるだろうがこの考え方やその姿勢は学んでいかなければならないと思ってる。


開発 方向性 妥協点  

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