Authentication




Cancel OK
B!コメントする  2012-11-26 17:26:00 by old

レスポンシブデザインに簡単に対応してみる

レスポンシブデザインとやらがとてもはやっている。
表示サイズに応じてブロック単位での表示や並びが自動的に調整されるという優れもの。

とは言ってもレスポンシブデザインに対応したサイトを作るとなるとそれなりに大変。
というかかなり手間がかかる。
サイズを取得しつつ、設定値になったら並び替えるスクリプトを組んだり、組み込んだりということが必要になってくる。

しかし、いろいろと探しているとdivタグ入れるだけでレスポンシブデザインに対応できるものがあった。
いまさらな感じもする人もいるかもしれないけどTwitterが出してる「http://twitter.github.com/bootstrap/index.html」というCSSフレームワークなるもので対応することが出来る。

bootstrapはグリッドシステムというもので940px・12カラムの段組で管理することで色んな表示を簡単に作ることが出来る。

簡単なソースだとこんな感じ

<html>
<head>
<title>bootstrap</title>
<link href="bootstrap/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet">
</head>
<body>
<div class="row">
<div class="span3" style="background: #908070;">Span3</div>
<div class="span9" style="background: #708090;">Span9
<div class="row">
<div class="span5" style="background: #ffcc33;">Span5</div>
<div class="span4" style="background: #234567;">Span4</div>
</div>
</div>
</div>
</body>
</html>


まずbottstrapのサイトからbootstrapの元になるものをダウンロードして解凍する。
解凍したらbootstrapというフォルダの中にCSS/IMG/JSというフォルダがあるので、それをそのまま参照できる場所に入れてlink hrefで参照します。

基本的にrowというもので段組を指定していきます。
基本的に12カラムになるようにするのでspan3とspan9と指定してみました。
合計が12になれば5と7でも1と11でも構いません。

さらに段組の中にrowを入れることで複雑なものも作成することが出来ます。
ここではspan5とspan4を指定していますが、これは上位の段組がspan9なので最大9までの組み合わせで指定をしています。
もちろん1と8でも構いませんし、2個以上で2と3と4の3つを指定しても構いません。
これで簡単に段組が出来ます。

こんな感じ



これだと左端に寄っているので全体を中央寄せしたい場合は全体を

<div class="container">

</div>


で囲むと中央寄せすることが出来ます。
ちなみにこのままだと940pxを維持するのでブラウザを縮めると横スクロールが発生するので
ブラウザの表示に合わせて自動でリサイズしたい場合はリサイズ対象にしたいclassに「fluid」というものを付加すると自動的にリサイズを行います。

<body>
<div class="container-fluid">
<div class="row-fluid">
<div class="span3" style="background: #908070;">Span3</div>
<div class="span9" style="background: #708090;">Span9
<div class="row-fluid">
<div class="span5" style="background: #ffcc33;">Span5</div>
<div class="span4" style="background: #234567;">Span4</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</body>


こうすることでブラウザのサイズに合わせて各グリッドがいい感じで伸び縮みしてくれます。
ここまでだと簡単に段組が出来るだけのものなんですが、これに1行足すことでレスポンシブなサイトに変わります。
以下のものをheadタグ内のbootstrap.min.cssの下に1行追加します。

<link href="bootstrap/css/bootstrap-responsive.min.css" rel="stylesheet">


これを1行追加するだけでなんと勝手にレスポンシブなサイトになります。
縮めてるとこんな感じになります。



自動的に判断して色々なものを並べ替えてくれます。
いまあるサイトもちょっと手を加えるだけでいま流行のレスポンシブ対応にすることが出来ます。

こんなに簡単に段組できるうえにレスポンシブサイトにも出来るものがタダで公開されているなんて凄いもんです。
bootstrapには他にも色んな機能があるので簡単に機能をいじくれるこういったCSSフレームワークは開発期間の削減だけでなく、ユーザービリティの向上にも繋がるので非常に有用なので、手間をかけずにいまどきのいけてるサイトを作りたいというような方にはお勧めです。

というかこのbootstrapにあと2週間早く出会っていれば、いま作っているものの作業時間を半分に縮めつつ、ソースも綺麗に見易く出来たのに・・・・


デザイン  

  • コメント
  • コメントはまだありません