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B!コメントする  2015-11-07 14:22:00 by admin

客先常駐を無くすには…

この記事を見て色々と自分が認識したことを書いてみる。

IT業界で客先常駐という働き方はもうやめにできないか

少し前に孤立無援のブラックな場所に放り込まれたが何とか脱出することが出来た。
これは本当に運が良かったというしかないが、ここまで酷いところに数百人が常駐してて仕事してた。
自分なんかより遥かに頭も良くて設計もコーディングも遥かに上の人たちが毎日げっそりしながら仕事してた。
何度か転職している自分から見たら、これほどの技術と経験があるのに何故ここで働いているのか理解が出来なかった。
一時的に負荷が高くなることはどこでもあるが、そこでは日常になっていた。
踏み止まることも考えたが自分は再度の転職を視野にいれながら自社と話し合いを何度もしてようやく離脱した。

客先常駐の経験が無かったわけではないが、客先常駐を柱とした会社に来たのは初めてであったことに気がついた。
行く前に気づけよって思うけど、なかなかお目にかかれないブラックっぷりだったこともあり客先常駐メインの会社の実態を見た気がした。

実際には会社の指示で客先に出向くわけだけど、このこともありこの次に行く先は慎重すぎるほど検討した。
こちらからも条件をいくつか出して、それを満たしているところに限定もしてもらった。
そして今は色々と余裕を持って仕事ができる場所に常駐している。

しかしこの先ずっと客先なのかと考えたら思うことが出てきた。
うまく言葉には出来ないが、今まで社内製品を扱うことが長かったせいもあって漠然とした不透明感が出てきた。
入社すぐに客先なので自社に対する愛着なんてのは一切ない。
帰社日兼飲み会もあるが毎回出れるわけでもないし、知ってる人が欠席しているとなれば知らない人と飲むことになる。
交友を広げるチャンスと見ることも出来るが、飲み会という名の社内行事でもあるので楽しいかどうかといわれると微妙でもある。
徐々に知り合いを増やしていけばそのうち楽しくなるだろうと思うかもしれないが、ブラック常駐してると会社が社員を大切にしていますよって行動を示すためだけにやってるとしか思えない飲み会に行くよりはゆっくりと休みたいだろう。

今いる常駐先はとてもやりやすい場所ではあるが、自社から行っているのは私だけなこともありヘルプを頼んでも出向先の人に頼むことになる。
結局のところ親しくなるのは出向先の人であり、頼りになるのは常駐先の人になる。
給料は自社からもらってるけど、そもそも自社に対する愛着が湧く理由が1ミリもないので意見を聞かれたら常駐先を中心に考える。

自社に対する愛着が必ずしも必要であるわけでもないが、客先常駐というものが長いスパンで働くことを前提とした場合に正常では無い気がしている。
仕事して対価を貰えれば、支払元や雇用形態には拘らないという人もたくさんいると思う。
しかし常駐先に問題がある場合や、いわゆるブラックだった場合に改善をはかるにはそれなりに時間がかかる。
自社内でないために対応自体がそもそも出来ないということもたくさんあるだろう。
かと言って客先常駐を減らすためにどうすれば良いのか?という答えは見えないが、このやり方をどうにかして変えていければいいなと漠然とだけど思ってる。


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