転職活動で思うこと

こんなにITが進んできているのに思っていたより面倒なことが多すぎると感じた。

これはエージェントや転職サイトの構造や仕組みによるところが大きいのだけど、転職するということに対しての捉え方に問題があるような気がしないこともない。
転職となるとそれまでの経験などが重視されるわけだけど、ITは特に技術の進歩や細分化なんかが激しかったりする。
開発と言っても今は色々なものがあり、少し前とは違う部分もある。
同じサーバーでも畑が違うと分からない部分もあったりなかったり、同じものを作るのでも開発手法によっては未知の部分もあるのでエージェント側も転職者の持つ技術について今一度、認識を改める必要があるんじゃないかと思うこともあった。
もちろん新しい技術はどんどん取得していけばいいわけだけど、時間には限りがあるのである程度の取捨選択はしなければならない。

とは言え最終的に判断するのは面接を行った企業になるわけで、機械的に見るのではなく「人対人」となる。
要は最終的にその人と一緒に働きたいかという部分が重要になる。

しかし全ての人を見ていてはキリがないという企業の本音もわかる。
最近はSPIというものが広く導入されていて求職者たちの水準を総合的に測るものもある。
実際に試験を受けてみた感想としては結構難しいと感じた。
学校に行っていた頃なら楽勝な内容であろうことは分かるんだけどしばらく使っていない部分の脳みそをフル回転させてようやく何とか出来た気もする。
一定水準以上を求めるためにSPIを使うのは理解出来るが、中途採用の場合は必要に応じてSPIの中身を替えたほうがいいんじゃないかと感じた。
とても優秀な渉外能力があってもSPIで数学の部分がダメならアウトってのも企業側としては逆に損をしているんじゃないかと思えなくもない。

さすがにスタイリッシュかつインタラクティブに転職活動が出来るとは思ってはいなかったが、思っていたよりITの恩恵が受けられなかったのは意外でもあると同時にITがなければさらに苦労することになっていたのかと思うと微妙な気分になった。

広島の地で転職活動していますのでお話があれば是非ご連絡ください。

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