消えない記録と噂

昔は人の噂は75日というような言葉があった。
もちろん今もあるんだけど昔と違ってデジタル情報は理論上は永遠に残る。
忘れる権利とかを掲げる人たちもいるのだがなんとも世知辛い世の中になってしまったとも感じる。

ちゃんと記録に残ることは悪いことではない。
しかし数十年も前のことを持ち出して突っついてくるのは、親戚のおじさんが酒の席で「昔は〇〇はよく漏らしてたんだよ～」って感じで言ってるのと同じ感じがする。
それらに関わっている人がいうのであれば問題ないんだけど、当事者や関係者以外までがよってたかって言ってくることに違和感を覚える。

線引きは重要であるし、モラルも大事だと思うがまったくの無関係の人が何年も前のことを執拗に言ってくるのは筋違いではないかと。

特に自分の身に降りかかっているようなことがあるわけではないけど、そういったことをネットで見るたびにどうしてもそう思わずにはいられない。
自分が操作しているのはスマホやPCであってもその先にいるのが自分と同じ人間であるということは頭の片隅に置いておいた方がいいと思う。

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